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ウォーレン・バフェット氏は市場を常にアウトパフォーム::ETFを使って彼の戦略を再現

発行済 2022-05-24 21:57
更新済 2020-09-02 15:05

株式市場は、常にウォーレン・バフェット氏の投資戦略に注目している。バフェット氏がCEOを務めるBerkshire Hathaway (NYSE:BRKa) (NYSE:BRKb)は四半期ごとに、現在の保有株式を株主に開示している。そして、個人投資家であれ機関投資家であれ、「オマハの賢人 」が何を買い...そして何を売っているのかに細心の注意を払っている。

今年に入ってから、インフレ率の高止まり、金利の上昇が続き、株式市場が低迷する中、バフェット氏の動向に注目が集まっている。

バフェットファンの多くは、長い目でBRKbの株を保有している。この株は2022年年初来4%近く上昇している。それに比べて、S&P 500は16.6%の低下だ。

BRKb 週次チャート

バフェット氏は、「他人が恐れているときに貪欲になる」ことでよく知られている。第1四半期に購入し、いくつかの新しい保有銘柄にポジションを取った。中でも注目されたのは、Citigroup (NYSE:C)だ。

米国証券取引委員会(SEC)に提出された最新の13Fによると、バークシャー・ハサウェイの第1四半期末のポートフォリオ価値は3630億ドル超で、前四半期の3310億ドルから10%増となった。もう少し詳しくみてみる。

バフェット銘柄

The InvestingProのツールは、長期投資家にとって魅力的なバフェット銘柄へアクセスすることができる。例えば、バークシャー・ハサウェイの投資ポートフォリオで最大の保有銘柄は、 Apple (NASDAQ:AAPL)、Bank of America (NYSE:BAC)、American Express Company (NYSE:AXP)などである。この3銘柄で全保有銘柄の60%以上を占めている。

大型銘柄では、Apple、Amazon (NASDAQ:AMZN)、Visa (NYSE:V)、Procter & Gamble (NYSE:PG)や Coca-Cola (NYSE:KO)などがみうけられる。

急成長している事業については、データ・プラットフォームのSnowflake (NYSE:SNOW)、エネルギー大手のChevron (NYSE:CVX)、化学グループの Celanese (NYSE:CE)などがある。

一方、割安株を探している人は、家庭用家具小売のRH (NYSE:RH)、General Motors (NYSE:GM)、エネルギー・グループのOccidental Petroleum (NYSE:OXY)、全米にブロードバンド接続を提供する Charter Communications Technologies (NASDAQ:CHTR) 、PC・プリンタ大手のHP (NYSE:HPQ)や Citigroupなどもバフェット銘柄となっている。

Snowflake、 RH、Amazon、General Motorsなど、いくつかのバフェット銘柄もアナリストの目標値が強気であり、今後数ヶ月で価格が上昇する可能性があるだろう。

一方、株価純資産倍率(PBR)が低い株式も読者の注意を引く可能性がある。例えば、 Citigroup、General Motors、メディア大手の Paramount Global (NASDAQ:PARA)、Bank of New York Mellon (NYSE:BK)や Kraft Heinz (NASDAQ:KHC) はそのカテゴリで際立っている。

最後に、パッシブ・インカムを求める方は、Store Capital (NYSE:STOR)、Citigroup、Kraft Heinz、US Bancorp (NYSE:USB)など、配当金を支払う企業を研究するのもよいだろう。

長期的なポートフォリオに適した銘柄を選ぶには調査が必要であり、多くの個人投資家には難しいかもしれない。バフェットの戦略を再現したい人は、BRKb 株を購入するのが最も簡単な方法の一つだろう。

また、ウォーレン・バフェット氏が保有する複数の銘柄へのエクスポージャーを提供する上場投資信託(ETF)の検討をするのも良いかもしれない。

Invesco S&P 500 Top 50 ETF

  • 現在の価格:299.21ドル

  • 過去52週間の価格レンジ:285.96~374.77ドル

  • 配当利回り:1.18%

  • 経費率:年率0.20%

ご紹介するETF、 Invesco S&P 500 Top 50 ETF (NYSE:XLG)は、S&P 500に含まれる大企業50社にアクセスすることができるETFである。当ETFは2005年5月に初めて上場された。

XLG 週次チャート

セクター別では、情報技術サービス(37.5%)、ヘルスケア(15.4%)、通信サービス(14.5%)、一般消費財(12.1%)などである。ポートフォリオの組入上位10銘柄は、純資産額20億ドルの約半分を占めている。

主な保有銘柄にはApple、Microsoft (NASDAQ:MSFT)、Amazon; Alphabet (NASDAQ:GOOGL)、 Berkshire Hathaway、Tesla (NASDAQ:TSLA)、Johnson & Johnson (NYSE:JNJ) など、有力企業も名を連ねている。

1月上旬、XLGは過去最高値を更新した。しかし、5月20日に52週間ぶりの安値をつけた。年初来では、ほぼ5分の1まで値を下げている。また、このETFは過去52週間で3.3%下落している。

株価収益率(PER)は23.25倍、株価純資産倍率(PBR)は5.58倍となっている。市場の有力銘柄がまもなく回復に向かうと考える潜在的投資家は、XLG にアンテナを張っておくとよいかもしれない。

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