金:ドル、債券利回りの低下で再び1,900ドルがターゲットとなるか

 | 2022年05月25日 22:37

金価格は5月初旬の高騰したドルから予想外に離れたことで、金のロング筋は4週間の暴落の後、足場を固めることができた。

問題は、この救済措置によって、過去3ヶ月にみられた強気な1,900ドル以上への道に再び入ることができるのかどうかということだ。

金の高値は2月から4月にかけて1,976ドルから2,079ドルの間で推移し、5月16日に4カ月ぶりの安値となる1,785ドルをつけた。

火曜日の取引では、ニューヨークのCOMEXの6月の前月金先物は、1オンスあたり17.60ドル(約1%)上昇し、1,865.40ドルで取引された。この日、金先物相場は2週間ぶりの高値となる1,868.80ドルまで上昇した。

これは、4月7日から13日にかけて5日間続いた連騰で、火曜日に2週間ぶりの高値を記録した時以来の長さである。

水曜日のアジア取引で金は少し後退し、1859ドル以下で推移したが、現在の軌道は、一時的にせよ、1900ドルの座を取り戻す軌道にあると、skcharting.comのチーフ・テクニカル・ストラテジストであると、Sunil Kumar Dixit氏はいう。