今後1週間で注目すべき3銘柄:セールスフォース・ドットコム、チューイー、クラウドストライク

 | 2022年05月29日 22:31

米連邦準備制度理事会(FRB)が「タカ派な金融引き締めが必要なインフレのピークを過ぎた」との報道を受けて、当初の予想ほど積極的な利上げに踏み切らないのではないかとの見方が高まり、連休明けの今週も米国市場は反発を続ける可能性がある。

前週は主要3指数がいずれも6%超の大幅上昇を記録した。S&P500とNASDAQ総合は共に7週連続のマイナスを脱し、ダウ工業株30種平均は8週連続のマイナスから回復した。

FRBの政策転換のペースと経済への影響が不透明な中、株式市場は極めて大きな乱高下を繰り返している。大きな損失を被った後、一部の投資家は現在、住宅とインフレに関する軟調なデータは、FRBが今年後半の引き締めペースを一時停止または減速させるのに役立つかもしれないと感じている。

メモリアルデーの祝日で月曜日が休場となる来週の取引では、以下の3銘柄に注目したい。

1. Salesforce.com/h2

セールスフォース・ドットコム(NYSE:CRM)は、5月31日(火)の市場取引終了後に2023年度第1四半期の決算を発表する予定だ。企業向けソフトウェアやクラウド・ベースのサービスを法人向けに販売している同社は、売上高73億8000万ドル、1株当たり利益0.94ドルと予想されている。