Investing.com | 2022年05月30日 20:10
株式市場は5月30日(月)のメモリアル・デーで休場となったが、いよいよ夏の旅行シーズンのスタートとなる。
パンデミック規制下で過ごした2年間を経て、「リベンジ旅行 」という言葉が注目されているが、まさにこの言葉を実感する。
米国人の80%以上が、この回復 を見せ、昨年から 25%増加している。このような需要回復は、当然のことながら、旅行・レジャー産業の収益性を高めることになる。
一方、投資家も株価の上昇に期待を寄せている。先週のS&P 500、Dow、や NASDAQなどの株価指数の上昇に後押しされたことは間違いないだろう。
しかし、価格の上昇、地政学的な緊張、コロナウイルスの再発、さらにはサプライ・チェーンの問題など、潜在的な逆風がこの分野の回復の足かせとなっている。
したがって、旅行・レジャー企業の株価はさらに乱高下する可能性がある。アナリストは、航空業界の指標に細心の注意を払い、特に燃料費の増加にもかかわらず、その収益が改善されるか否かについて注目している。
2022年のこれまでのところ、旅行・レジャー産業は脆弱である。ダウ・ジョーンズ米国旅行・観光指数は年初来で25.1%下落している。同様に、ダウ・ジョーンズUSトラベル&レジャー・インデックスは17.7%の値下がりだ。
今後数ヶ月の間に改善される旅行と観光の指標を活用するための上場投資信託(ETF)を2つ紹介しよう。
現在の価格: 19.53ドル
52週間のレンジ: 17.41ドル~25.09ドル
経費率:年率0.45%
パンデミック以降、旅行業界では新たなトレンドが生まれつつある。例えば、予想 されている。
最初のETFであるDefiance Hotel, Airline, and Cruise ETF (NYSE:CRUZ)は、旅行・宿泊業界への純粋なエクスポージャーを提供している。2021年6月に上場した。
BlueStar Global Hotels, Airlines, and Cruises Indexに連動するように設計されているCRUZは、ポートフォリオで55銘柄を持っている。4分の3近くが米国企業である。次いで、英国(7.4%)、日本(3.2%)、アイルランド(2.6%)、フランス(2.3%)の順になっている。
保有銘柄の約39%がホテルで、次いで航空会社(35.3%)、クルーズ(25.8%)となっている。組入れ上位10銘柄で純資産額4830万ドルの60%近くを占めている。
代表的な企業としては、Marriott International (NASDAQ:MAR)、Hilton Worldwide (NYSE:HLT)、Norwegian Cruise Line (NYSE:NCLH)、Delta Air Lines (NYSE:DAL) やRoyal Caribbean (NYSE:RCL)などが挙げられる。
CRUZは1月以来8%下落している。多様化する旅行・観光産業の成長から利益を得ようとする読者は、この比較的若く小さなETFをさらに研究するとよいだろう。
現在価格:20.83ドル
52週間のレンジ:18.35ドル~32.07ドル
経費率:年率0.75%。
パンデミック時のデジタル導入は、旅行者の手配方法にも影響を与えているようだ。例えば、こちら
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