アップル株を退職用ポートフォリオに今すぐ組み入れるべき理由

 | 2022年05月31日 18:01

  • アップルは、株価上昇、配当、自社株買いという形で、トータル・リターンを高めるユニークな組み合わせを提供

  • ウォーレン・バフェットは、アップルのユニークな成長見通しから利益を得るために、1590億ドルの株式を保有

  • アップルは、比較的裕福な顧客層とソフトウェアおよびサービスのエコシステムの強さから、同社のデバイスに対する需要が回復することに期待

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  • 退職後も継続的に収入を得ることができるポートフォリオを構築することが投資目標であるならば、強固なバランス・シートと信頼できる配当、そして増配の歴史を持つ優良企業を探すことは理にかなっている。

    このような銘柄で構成されたポートフォリオは、不況を乗り切り、インフレ圧力に耐え、金融緩和政策の後にしばしば発生する株式バブルに耐えることができる可能性が高くなる。

    配当が安定しており、長期的な成長が期待できる企業は、どんなに市場が荒れても配当収入を得ることができる。

    アップル (NASDAQ:AAPL) はグロース株であるため、一般的に退職後のポートフォリオに適しているとは考えられていない。また、公共事業、通信、消費財など市場のディフェンシブ分野とは異なり、同社の配当利回りは0.6%と低位であるため、退職者の収入源としての魅力は限定的だ。また、テクノロジー企業であるため、市場の変動が激しく、退職者が敬遠しがちな分野でもある。

    しかし、このようなデメリットがあるにもかかわらず、多様な退職者向けポートフォリオの一部として、アップルには魅力がある。