今後1週間で注目すべき3銘柄:Tesla、Apple、DocuSign

 | 2022年06月05日 21:13

先週、株価が上昇の勢いを維持するのに苦労したため、投資家は今後1週間、過熱した経済に何らかの減速の兆しがあるかどうかを引き続き探すことになる。

先々週は大幅な上昇を記録した主要株価指数であったが、金曜日の下落により、先週4日間の取引をマイナスで終えた。先月弱気相場入りした株式市場が持続的な回復軌道に乗るにあたって、インフレ率の高まりが最大のハードルとなっている。

食品やエネルギーを含む速報ベースのインフレ率は3月に8.5%と過去40年間で最高に近く、FRBは積極的に金利を引き上げることを余儀なくされている。しかし、一部のエコノミストは、消費者物価指数(CPI)がここから年末までにこの半分の水準まで落ち着くことを期待している。次回の消費者物価指数は今週金曜日に発表される予定だ。

投資家がインフレ圧力と金利見通しに注目する中、今週注目している3銘柄を紹介しよう。

1. Tesla/h2

テスラ社(NASDAQ:TSLA)の株価は、CEO兼共同創業者のイーロン・マスク氏が、ベルトを締め、荒波に備える時期だと従業員にメールで述べたことから、引き続き注目される。