2022年の株価30%下落の後、ディズニー株に投資妙味はあるか

 | 2022年06月06日 20:54

  • ディズニーは、ストリーミング・アプリの加入者数の伸びが鈍化するとの懸念から、下落圧力がかかっている状況

  • 株価が下落しても、他の部門が堅調であることから、多くのアナリストが買いのチャンスとみている

  • ディズニーは、株価が大きく下落しても、業績が回復している銘柄の一つ

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  • テクノロジー関連株の暴落が続く中、長期的に魅力的な株をみつけるのは難しい。投資家は、10年にわたる好業績と株価の高騰が終焉を迎えたという厳しい現実を、早くも目の当たりにしているのだ。

    多くのハイテク企業が人員削減や採用活動の減速を発表し、中には成長予測を下方修正し、事業拡大計画を一時中止した企業もある。このような期待の喪失は、かつて隆盛を誇ったストリーミング・ビデオの分野でも顕著であり、一部の大手企業は新規顧客の獲得に苦戦している。

    世界最大のエンターテインメント企業であるウォルト・ディズニー・カンパニー(NYSE:DIS)の株価は、過去2年間に目覚しい伸びをみせたストリーミング・アプリ「Disney+」の登録者数が減速するとの懸念から、今年に入って約30%下落した。