年初来、米国の積極的な利上げを乗り切った3つの優良株

 | 2022年06月15日 20:28

  • 米連邦準備制度理事会(FRB)は本日午後2時(米国東部標準時)に6月のFOMC会合を終了

  • すでに予想されているよりも積極的な利上げを行い、景気後退のリスクを負うとの懸念が強まる

  • 魅力的なリターンを求める投資家は、ヘス、ケロッグ、AT&Tの購入を検討すると良いかもしれない

  • より良い投資判断のためのツール、データ、コンテンツについては、InvestingPro+ をお試しください。

  • 市場参加者はここ数日、米連邦準備制度理事会(FRB)が高騰するインフレ率の抑制を図るため、すでに予想されているよりもさらに積極的に金利を引き上げるという見込みを劇的に高めている

    Investing.comのFed Rate Monitor Tool は、6月のFOMC会合で50bpsの引き上げを強く示唆していたが、75bpsの引き上げの確率を90%以上にまで高まっている。75bpsの利上げとなれば、1994年以来最大のFRBの利上げ幅となる。

    先週末に発表された5月の消費者物価指数は予想を上回る強い結果となり、株式市場に衝撃が走ったことを受けて、より積極的な引き締めを予想する動きが出ている。

    ベンチマークであるS&P500指数は、1月3日の過去最高値から22%下落し、弱気相場の定義に用いられるピーク時からの値下がり幅は20%を超えた。

    一方、今年初めに弱気相場に陥ったハイテク株の多いNASDAQ総合は、2021年11月19日の記録水準から約33%、ダウ工業株30種平均は直近の最高値から約18%下落している。