【FX初心者向けコラム】もっとも簡単なテクニカル分析とは?

 | 2014年09月02日 16:15

為替相場には、レンジ相場とトレンド相場があります。
レンジ相場は、売りと買いが均衡状態で一定の間隔、値幅でレートが波の
ように上下している相場です。
為替相場のチャートを確認してみればわかりますが、
レンジ相場が多くを占めます。
為替相場とは、かなりざっくりというと、相場は常に上下のレンジ相場を作りながら、
同時に、上下どちらかにトレンド相場を形成しております。
レンジ相場の天井、あるいは底にを基準に、直線を引けば、
上昇トレンドか下降トレンドかがわかります。
これは、最も基本的なテクニカル分析の一つです。

添付画像は、Investing.comフラッシュチャート、
ドル円の日足チャートです。
8月20日に、103円前半にあったレジスタンスライン
(過去に付けた高値、この価格帯での指値ショートポジションが多い)
を超えたことで、上昇トレンドの角度が急になり、一気に勢いが増したことが見て取れます。
しかし、これはあくまでも日足チャートを未来から検証したものです。
より短い足でリアルタイムで見ていて、これを相場の転換点と判断するのは難しい場合もあります。

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たとえ、価格抵抗線レジスタンスラインを超えても「だまし」であることも多くあります。その点、注意が必要です。佐藤正人