まずは海外リスクに対するイエレンFRBの認識を確認

 | 2016年01月26日 10:22

アナリストコメント

週明けの原油相場は敢え無く反落。
下のWTIチャートを確認すると、昨年8月下旬の反発の時は、標準誤差回帰分析バンドの上限までショートカバーが進行した。しかし、今回は中心線すらトライできずにいる。これらの値動きは、今年に入り過剰供給懸念がより市場で意識されていることを示唆している。
その原油相場は、3月のOPEC総会で大幅減産で合意がなされるかどうかを確認するまで低空飛行が継続しよう。よって、グローバル株式市場も上下に振れる不安定な状況が継続しよう。そして外為市場は、これら市場にトレンドが振り回されるだろう。

【WTI日足チャート】 標準誤差回帰分析バンド