おはようございます。FX大好きママしましまです。
今週の相場はクリスマス休暇入りで例年なら閑散とした動きとなるところですが、今年はS&P等格付機関の動向を警戒しながら、引き続き欧州債務危機をテーマに流れを見ていきたいです。
参加者も少なく値が飛びやすい中、一方向に大きく相場が動くことも考えられますので、いつも以上にリスク管理には気を配りたいです。
では、今週のドル円・ユーロドル分析です。
下のチャートもあわせてご覧いただければ幸いです。
まず、ドル円です。
先週末16日はNY時間までは77円台後半で小動き、NY時間は一時77.61円まで下落もそれ以上の下げとはならず再び77円台後半へ上昇し77.75円で引けました。
先週78円を越えてきたものの、78円台へしっかり乗せることができず再び77円台へ押し戻されたドル円ですが、もし今週堅調に推移すれば再び78円台へと上昇し、先週14日の高値78.15円~11月29日の高値78.28円まで上昇できるか、そして78円台半ば・レンジ抜けを目指していけるかを見たいです。
一方、軟調な流れとなると50日線も走る77.50円付近まで、下抜けてしまうと12月8日の安値77.13円~77円付近までの下落となりそうです。
次に、ユーロドルです。
先週末16日は1.30ドル台中盤~後半で重い動きも、1.3ドルのサポートは維持し1.3044ドルで引けました。
今週はS&P等の格下げへの動きや溜まったショートの巻き戻しなど、材料次第でどちらの方向も考えられそうですが、今週も先週末の1.3ドル付近のサポートを維持し堅調な動きとなると、まず先週16日の高値1.3083ドル付近を越え1.31ドル台へと上昇できるか、そして1.32ドル~先週13日の高値1.3237ドルまで反発できるか、まだ強い動きとなれば先週の急落前の水準である1.33ドル台~1.34ドル付近まで戻していけるか見ていきたいです。
一方、今週もまた軟調な流れとなると、まず1.30ドル付近を守れるか、守れず1.29ドル台後半を下抜けると先週14日の安値1.2946ドル付近、まだ下へ行くと今年1月11日の安値1.2904ドル~1月10日の安値1.2873ドル付近を付ける可能性も考えられます。