欧州株:上昇、アジア株:反落、米株:ほぼ変更なし

 | 2014年09月05日 17:46


3日の株式市場では、欧州株は前面高で、アジアの株式市場は反落し、米株式市場はほぼ変更なしだ。米商務省が発表した製造業受注額は前月比10.5%増加した。
アッ プルは4.2%安と、1月以来の大幅安だ。サムスン社は新しい多機能携帯電話「ギャラクシーノート」2種を披露。大型画面の投入が予想されているアップル に先制した格好だ。9月9日のアップルのイベントでは新型アイフォーンや装着型端末、さらに携帯端末上での決済システムの発表が予定されていると、事情に 詳しい関係者が明らかにした。デルタ航空は5.2%安。約2カ月ぶりの大幅安だった。同社はアナリスト向けの会合で有償旅客マイルは第3四半期に2-3% 増加するとの見通しを示した。American Airlines Groupは3.4%安。ADPの労働統計は12.15に発表。週間の労働統計は12.30に発表。ISM指数は14.00に発表。米連邦公開市場委員会 (FOMC)の発表へ注目。
欧州株式相場は本日に下落している。欧州中央銀行(ECB)が4日に政策委員会後に記者会見するドラギ総裁の発 表へ注目。ドラギ総裁は講演でそれを認めており、量的緩和(QE)を含めた追加措置の舞台が整いつつある。ロシアとウクライナが同国東部での停戦に向けた 措置で合意したことが手掛かり。
東京株式相場は反落。直近の日本株の買い材料だった為替の円安が一服し、欧州中央銀行(ECB)理事会や米 国雇用統計など海外重要日程を控え見送り姿勢が強い中、連騰後の反動売りに押された。日本銀行は4日に開いた金融政策決定会合で、政策方針の現状維持を全 員一致で決定した。当面は量的・質的金融緩和を着実に推進するとともに、経済・物価情勢を見極める構え。
Somarエージェンシーの発表を 受け、コーヒー先物相場は反発。本日は、Vietnam Coffee and Cocoa Associationはコーヒー生豆の収穫高を1,3%に下回ったので、コーヒー先物相場は上昇。International Coffee Organizationレポートによると、インドの収穫高も減収。

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