海外株式高、雇用者数が予想より増加

 | 2014年07月07日 16:11

米株式市場ではダウ 工業株30種平均が初めて1万7000ドル台に乗せた。6月の雇用者数が予想を上回る伸びを示したことに加え、欧州中央銀行(ECB)が緩和策の詳細を発表したことが手掛かり。
労 働省が発表した6月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比28万8000人増加した。予想の中央値は21万 5000人増だった。前月は22万4000人増。家計調査に基づく6月の失業率は2008年9月以来の低水準となった。長期失業者は310万人に減少し た。ダウ平均が最初に1万6000ドル台に乗せた昨年11月18日から1万7000ドル突破まで227日かかった。S&P500種は4月に付けた2カ月ぶ り安値から9.4%戻している。