海外株:反発、ウクライナ懸念和らぐ

 | 2014年07月22日 14:49

米株式相場は反発。ウクライナや中東での危機をめぐる懸念が和らいだ。グーグルは4-6月期の売上高がアナリスト予想を上回ったことを手掛かりに買われた。S&P500種株価指数は前日、4月以降で最大の下げとなっていた。
S&P500 種 株価指数は前日比1%高の1978.22。ダウ工業株 30種平均は123.37ドル(0.7%)上げて17100.18ドル。マレーシア航空の旅客機は17日、ウクライナ東部の上空で撃墜され、乗客乗員 298人全員が死亡した。その前日には米国と欧州連合(EU)がロシアに対する追加制裁を発表していた。旅客機墜落をめぐってはロシアとウクライナが非難 の応酬が繰り広げられた。17日はまた、イスラエル軍の地上部隊がパレスチナ自治区ガザに侵攻したことに反応し、取引終盤に下げを拡大した。
欧州株式相場は総じて安い。ウクライナとロシアの対立が激化するとの懸念が強まった。指標のストックス欧州600指数は週間ベースでは上げた。

アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード