海外株:続伸、ウクライナ緊張に緩和の兆し

 | 2014年08月18日 15:59

14日の米国株 は続伸。ウクライナ危機がエスカレートするとの観測が後退した。ロシアのプーチン大統領は、クリミア半島ヤルタ近郊で14日に開かれた会議で、ウクライナ 紛争終結へあらゆる可能な行動を取るとし、ロシアは国際社会から自らを孤立させるべきではないとも発言した。
S&P500種株価指数 は前日比0.4%上昇の1955.18。ダウ工業株30種平均は61.78ドル(0.4%)高の16713.58ドル。百貨店コールズは上昇。四半期業績 が予想を上回った。小売り大手ウォルマート・ストアーズは0.5%の小幅高。既存店売上高が振るわず、利益予想を下方修正した。通信機器メーカーのシス コ・システムズは下落。売上高の伸びはほぼ横ばいかゼロとの見方を示したことが背景。ウォーレン・バフェット氏率いる米投資・保険 会社バークシャー・ハサウェイのクラスA株は初めて20万ドルを突破した。S&P500種は7月24日に記録した過去最高値からは最大3.9%下落した。 オバマ米大統領がイラク過激派への空爆を認めたほか、ウクライナでの紛争で世界貿易が悪影響を受けるとの懸念が背景にある。

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