貴金属、FOMCまでは堅調な地合に

 | 2015年12月07日 15:20

先週のおさらい

先週のおさらいですが、以下の点から相場は切り返しの週になる展望していました。
まず、投機筋の売り水準が今年最大に近づいたこと、
次に、フォワードレートのマイナスが拡大しており、投機筋は新規売りが仕掛けにくいこと
それから、相場に逆行現象がみられること。

米国雇用統計の結果がきっかけになり、本日の東京金・白金は反発、100~150円高になっています。

先週の重要イベント米国雇用統計は、非農業部門の雇用者数が20万人を上回り、失業率は5.5%、賃金の伸びはいまいちでしたが、米国経済の足元は良好という結果になりました。

これでFOMCに向けて金利を引き上げる下地が整いました。

本来なら、金利を生まない金は売られてしかるべきですが、これまでに十分に相場に織り込まれており、逆に大きく上昇する結果になっています。


金相場の展望



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まずは金相場からみていきましょう。

」からの転載です。またコラムでは、経済金融、貴金属のスペシャリストによるコラムも掲載しております。こちらもぜひご覧ください。

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