坂本 彰 | 2016年08月15日 10:37
小野薬品工業の投稿に続き、今回は過小評価されている株の探し方について。
過小評価されている株を探すうえで1番大事なのは、知名度を無視することです。
投資初心者の方は、株価が安定しているというイメージで知名度の高い株、大きい会社、ブランドで会社を選ぶのですが、現実はそんなことはありません。
知名度が高くても大企業でも業績が悪化すれば株価は下がります。
それに加えて、知名度の高い会社、大型株は機関投資家、つまり投資のプロと同じ土俵で戦うため、利益を上げるだけでも大変な労力を必要とします。
プロはその会社の適正価値や収益力をものすごく分析しています。
そんなところで勝負をしても、適正価値はすでに織り込み済みで保有を続けたところで、新たな価値が発生しにくいです。
発生しないとは言いませんが、それよりも、機関投資家が見向きもしない株を探すことを心がけてください。
(この部分を素直に信じるか信じないかで、結果は真逆になることを強調させていただきます。)
続いて、知名度の低い会社を見つける方法として、視野を広げることがポイントです。
現在、上場企業は3600社ほどあり、知名度が低くてもマイナー株でも成長を続けている会社はたくさんあります。
日経新聞を読んで、どんな会社が上場しているか、業績が良い会社かをチェックしていきましょう。
自分の生活で、お金を払う相手、サービスや商品を扱っている会社が、上場企業かを意識してください。
自分意外にも、家族や仕事仲間が使っているサービスもチェックすることで、だいぶ意識革命できます。
その次にすることは、小型株、割安株を探すことです。
具体的な探し方は、
① 東証1部上場以外の銘柄
例えば新興市場やJASDAQ、東証2部の株を狙う
② 割安度の高い株
具体的にはPERが1桁台から10倍台前半の会社を買う
に注目してください。
ここまで実践すると、ある程度銘柄が絞り込んできます。
銘柄名を決定させた後は、買いは一度ではなく複数回に分けて保有していきましょう。
業績を見ながら買い増しをすることです。
その理由は、過小評価されている株の場合、好業績でも株価があまり反応しないケースがあり、焦らず取り組んだほうが購入単価が低くなる可能性があり、トータルリターンが上昇するからです。
参考までに、自分の結果は
↓
となっています。
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