S&P500種が最高値更新,アップル高い-ダウ平均は下落

 | 2014年07月25日 16:12

米国株はS&P500種株価指数 が最高値で終えた。アップルを中心にテクノロジー株が買われたほか、決算を手掛かりにヘルスケア関連株が上げた。一方、ダウ工業株30種平均は下落。構成銘柄のボーイングが大きく下げた。
アッ プルは2012年以来の高値に上昇。新製品の発売を待つ時間が終わりに近づいていることを示唆した。バイオテクノロジー企業、バイオジェン・アイデックが 高い。同社は通期予想を引き上げた。一方、航空機メーカーのボーイングは2.3%下落。空中給油機にかかる経費がかさみ、同社を圧迫するとの懸念が背景。 バイオジェンは11%高。同社の四半期決算は予想を上回り、2014年通期の利益見通しが引き上げられた。S&P500種採用企業の第2四半期利益は 6.2%増、売上高は3.3%増となっている。S&P500種採用銘柄で四半期決算を発表した企業のうち、利益がアナリスト予想を上回ったのは78%だっ た。売上高が予想を上回ったのは65%となっている。

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