あなたのレーダーに乗るかもしれない３つの「変わった」ETF

これらの一風変わった上場投資信託は投資家に大幅な利益のチャンスを提供します

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上場投資信託（ETF）は近年投資の世界を席巻しています。調査会社のETFGIによれば、全世界で5,024のETFが取引されており、その内1,756が米国のみで取引されています。

ETF運用事業者が自社のファンドを他から目立たせるためにできることを全て行うのは驚く事ではありません。それは例えばファンドに「変な」名前をつけたり、「変な」産業に投資したりする事も含まれます。

では、まずETFとは厳密に何かという事について考えてみましょう。

簡単に言えば、ETFとは株式指数、商品先物、債券またはその他の資産のバスケットに連動する有価証券の事で、普通の株式と同様に取引されます。

個人投資家やトレーダーは、新たな収入源として、または投資ポートフォリオのリスクヘッジ目的で、様々な種類のETFに投資できます。

とりあえず、ここではこれ以上ややこしい話は抜きにして、私たちが「最も変」であると考える、投資家やトレーダーに大幅な利益をもたらす可能性のある３つのETFを紹介します。

ただし「美しいもの」と同様に「変なもの」も見る人によって様々である事を忘れないでください。

あなたが「変な」投資がお好みであれば…

UFO

30社のProcure Space ETF (ティッカー: UFO)は、急成長する宇宙エコノミーに投資する機会を市場参加者に提供します。

このファンドは4月11日に運用を開始し、Iridium Communications、Inmarsat、Viasatといった衛星通信企業から、Garmin、Airbus、Honeywell (NYSE:HON)などのメーカーまでカバーしています。

ProcureAMの共同創業者兼CEOのAndrew Chaninによれば、UFOは「純粋に」宇宙事業に取り組む企業に重点を置き、構成株式の約80％はほとんどの収入を宇宙事業から得ている企業です。

「UFOは、他の種類の投資商品と比べて、相対的に低コストでこの具体的なテーマに分散して投資しています」とChaninは述べました。

UFOは運用開始以来4%近く上昇しています。

YOLO

AdvisorShares Pure Cannabis ETF (ティッカー: YOLO)はマリファナをテーマとする1,500万ドル近くの運用資産のあるアクティブ運用型の上場投資信託です。

同ETFは、4月17日に取引を開始し、BNY Mellonの支援を受けています。通常、20から40の株式を保有し、Aurora Cannabis、Canopy Growth、Tilrayなどの、直接あるいはわずかでもマリファナ分野に関与している時価総額が中小規模の企業に重点を置いています。

メリーランド州に拠点を置くAdvisorSharesによれば、同ファンドは「国内および海外両方のマリファナ株式に投資して長期的な元本の値上がりを狙っています。」とのこと。また「YOLOは、新興のマリファナ市場を導く経験豊富なポートフォリオ運用チームの助言のもとで純粋なマリファナ投資に特化するよう設計されています。」とも述べられています。

このETFの投資成績を評価するにはまだ早すぎると思いますが、それでも成績を見るとYOLOは上場以来約1％上昇しています。

IPO

Renaissance IPO ETF (ティッカー: IPO)は運用資産が3,700万ドルあり、Renaissance Capitalによれば、中心的な株式ポートフォリオに組み込まれる前に、米国の新規上場企業のポートフォリオに投資する機会を投資家に提供するように設計されています。

同ファンドは、最も流動性の高い米国の新規上場企業の株式を保有している最大手の一つです。特徴としてはPinterest (NYSE:PINS)やZoomなど、最近上場した「大規模」IPO株を初期の段階で組み込みます。その後、安定した株式となると、最初の上場取引日から２年後にETFから除外されます。

上位の保有株式にはElanco Animal Health、VICI Properties、Okta、やSpotify (NYSE:SPOT) Technology等があります。

結果、IPOは2013年10月の上場以来、約51%上昇しました。

あなたにとってどんな意味があるでしょう…

上記を考慮すると、いわゆる「変な」ETFのいくつかは、検討の価値がありレーダーに捉えるべきでしょう。但しこういった投資をする前に必ずご自分でリサーチを行い、投資のリスクとリターンの可能性を十分に調査しご自身で理解してください。

たとえ何が起きたとしても、一つだけ確かなのはこういった投資のようにユニークな投資は何でもフォローするのが楽しいだろうという事です。