投資家が最新のFOMC議事録を消化するのを止めたため、木曜日の金価格は横ばいで推移した。12月限金先物は、午後10時25分時点で0.02%安の1226.80ドル。
タカ派な内容の FOMC議事録は、経済の強さにいくらかの疑問を呈しつつも、12月以降も緩やかに金利を引き上げる予定であることを示した。FRBは9月に3回目の利上げをし、政策スタンスから「緩和」という言葉を外したので、よりタカ派的な姿勢となった。Investing.comの政策金利モニターツールによると、12月の利上げの可能性は、{{frl || 86.4%}}となった。
金利の上昇は、金価格の懸念材料となる可能性が高い。金利上昇は金の魅力を弱め、ドルを押し上げる。
ドルインデックスは、0.06%高の95.41となった。
貴金属は通常米ドル建てであり、ドルの動きに敏感なため、ドルが上昇すると下落する。金はドルが上昇すると他の通貨保有者にとってはより高価になり、下落すると安くなる。
COMEXでのその他の金属は下落して推移。銀先物は0.50%安の1トロイオンスあたり14.590ドル、プラチナ先物は1.23%安の830.30ドル、パラジウム先物は0.32%安の1オンスあたり1,064.20、銅先物は1.51%減の1ポンドあたり2.736ドルだった。