サウジアラビアが原油供給を約束したことで石油価格が反発
発行済 2018年10月24日 13:26
更新済 2018年10月24日 14:12
水曜日の石油価格は反発
イランに対する米国の制裁が近いにもかかわらず、サウジアラビアが市場に石油を供給し続けると述べたことから、前日の取引で5％も急落した原油価格は、水曜日に反発した。
ニューヨーク商品取引所（NYMEX）の12月限WTI原油は、午後１時46分時点で0.23％高の1バレルあたり 66.58ドルとなっている。ロンドン国際商品取引所の12月限ブレントは、0.37％高の１バレルあたり76.72ドルで取引されている。
サウジアラビアのファリハ石油相は、カシャギ氏殺害疑惑が深刻化しているにもかかわらず、西欧の消費者に1973年の石油禁輸措置を発動する意図はないと述べた。また供給を制限せずに、サウジアラビアは「顧客が満足することを保証するためにあらゆる要求に応える」よう努力すると付け加えた。
9月初旬にOPECの事情通は、サウジアラビアが収益を最大化するために原油を1バレルあたり70ドルから80ドルの間で維持しようとしていると述べた。
11月4日に予定される米国の制裁措置は、イランの石油輸出を減らすことが予想され、今年初めに原油価格を25％引き上げた。
米国石油協会（API）は、商業用原油在庫が10月19日の週に990万バレルとなったとの見通しを示した。
他のニュースでは、中国の国家計画担当者は、米国と中国の間の貿易戦争の影響を受ける企業に、より多くの財政的支援を提供すると発表した。今年米国は中国製品に2000億ドルの関税を課し、中国は米国製品に600億ドルの関税を課した。
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が書いた: Investing.com
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