[メルボルン 19日 ロイター] - 三井物産 (T:8031)は、オーストラリア南東部でのガス事業「BassGas」の権益35%の売却を目指している。ロスチャイルドがアドバイザーを務めているという。三井物産のオーストラリア部門広報担当者が19日、確認した。
同社は昨年、豪ガス生産大手AWEを買収した際に同事業の権益を取得した。
同事業は豪ビーチ・エナジー (AX:BPT)がオペレーターで、同社の権益は53.8%、2019年6月までの1年間の持分生産量は170万石油換算バレル。これに基づくロイターの算出によると、同期間の三井の持分生産量は約110万石油換算バレルとなる。
ビーチ・エナジーからのコメントは得られておらず、同社が権益の取得に関心があるかや、取得に関する優先権を持っているのかは不明。