ロスネフチ、北極圏の油田開発で日本企業に出資打診=関係筋

Reuters

発行済 2019年12月11日 18:36

ロスネフチ、北極圏の油田開発で日本企業に出資打診=関係筋

[東京/モスクワ 11日 ロイター] - 複数の関係筋によると、ロシアの国営石油会社ロスネフチ (MM:ROSN)のイーゴリ・セチン最高経営責任者(CEO)は、北極圏の油田開発で日本の商社や石油会社に出資を打診した。

ロスネフチが出資を求めているのは北極圏の油田開発計画「ボストーク・オイル」。投資規模は1570億ドルで、パイプライン、道路、港湾などインフラ施設の建設が必要になる。生産した原油は北極海航路でアジアに輸出する予定。

関係筋によると、セチンCEOが都内のホテルで開いた説明会には、三菱商事 (T:8058)、三井物産 (T:8031)、伊藤忠商事 (T:8001)、国際石油開発帝石 (T:1605)、石油資源開発 (T:1662)、丸紅の関係者が出席。