Reuters
発行済 2020年01月23日 12:23
更新済 2020年01月23日 12:36
原油先物は下落、一時7週間ぶり安値 新型肺炎巡る懸念で
[東京 23日 ロイター] - アジア時間の原油先物は下落し、7週間ぶりの安値を付けた。米原油在庫の増加に加え、中国での新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大で燃料需要が減退するとの懸念に圧迫されている。
昨年末に中国の武漢市で発生した同ウイルスによる肺炎の死者は17人となっている。
0125GMT(日本時間午前10時25分)時点で、北海ブレント先物 (LCOc1)は1.05ドル(1.7%)安の1バレル=62.16ドル。一時、12月4日以来の安値を付けた。前日は2.1%下落していた。
米WTI原油先物 (CLc1)は0.95ドル(1.7%)安の55.78ドル。一時、12月3日以来の安値を付けた。前日は2.7%安だった。
JPMコモディティーズ・リサーチは「歴史的な原油価格動向に基づくと、今回の危機がSARS(重症急性呼吸器症候群)のような事態となれば、概算で(1バレル)最大5ドルの価格ショックがある」と分析している。
が書いた: Reuters
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