原油先物、供給不安で上昇 新型ウイルス巡る懸念後退も支援

Reuters

発行済 2020年02月20日 12:59

原油先物、供給不安で上昇 新型ウイルス巡る懸念後退も支援

[シンガポール 20日 ロイター] - アジア時間の原油先物は約1%高。中国湖北省で新型コロナウイルスの新たな感染者が大幅に減少したことを受けて需要面の懸念が後退したほか、リビアの供給障害などによる需給ひっ迫が意識された。

リビアでは内戦に収束の兆しが見られず、港湾や油田の封鎖が続く可能性がある。また、米国がベネズエラ産原油を市場から締め出すため、ロシア石油大手ロスネフチ (MM:ROSN)の子会社を制裁対象としたことも、供給不安を高めた。