40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

中国、オーストラリア産ワインの反ダンピング調査開始

発行済 2020-08-18 15:11
更新済 2020-08-18 15:18
© Reuters. 中国、オーストラリア産ワインの反ダンピング調査開始

[北京/シドニー 18日 ロイター] - 中国商務省は18日、オーストラリアから輸入しているワインについて、反ダンピング(不当廉売)調査を開始したと発表した。

同省のウェブサイトに掲載された声明によると、2019年に2リットル以下の容器でオーストラリアから輸入されたワインが調査の対象。2015─19年に中国のワイン産業に及ぼした影響についても調査する。

調査は、 アルコール飲料の業界団体「中国酒業協会」(CADA)が要請。トレジャリー・ワイン・エステーツ (AX:TWE)など豪ワイン生産業者10社に対する調査を規制当局に求めた。

豪産ワインに輸入税が課せられる可能性が嫌気され、トレジャリーの株価は一時、20%下落した。

トレジャリー社は、豪中の当局から情報を求められた場合には協力するとした上で、中国を「最重要市場」とする姿勢に変わりはないと強調した。

中国は豪州産ワインの最大の輸出市場で、豪州の最大の貿易相手国でもある。ただ、豪政府が新型コロナウイルスの発生源について国際的な調査を提案したのを受け、両国関係は悪化している。

中国は最近、豪州産大麦に追加関税を導入し、豪州産牛肉の輸入を一部停止したほか、自国民に対し、人種差別を理由にオーストラリアへの渡航自粛を勧告した。

オーストラリアのバーミンガム貿易・観光・投資相は、電子メールで送付した声明文で「非常に残念であり、困惑している」と語った。

同相はまた、豪がワインの輸出に補助金を付与しているかどうかについても、中国が調査を検討していると明らかにした。「豪産ワインは市場価格を下回る水準で売られていない。輸出に補助金は出ていない」と主張した。

*内容を追加しました。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます