原油先物続落、ハリケーン「デルタ」の勢力弱まる

Reuters

発行済 2020年10月12日 10:47

[シンガポール 12日 ロイター] - アジア時間12日の原油先物相場は続落。ハリケーン「デルタ」の勢力が弱まり、米国の生産者が操業再開作業を開始したことや、ノルウェー沖石油・ガス田でのストライキが終了したことが材料視されている。

0023GMT(日本時間午前9時23分)現在、北海ブレント原油先物12月限 (LCOc1)は0.55ドル(1.3%)安の1バレル=42.30ドル。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物11月限 (CLc1)は0.52ドル(1.3%)安の40.08ドル。

北海ブレントとWTIの期近物は先週9%以上上昇。北海ブレントは週間ベースでは6月以降で最大の上昇を記録した。ただ9日は、ノルウェー沖石油・ガス田のスト終結を受けて、下落していた。