S&P500、来年初めに4000ポイント達成視野=JPモルガン

Reuters

発行済 2020年11月10日 06:05

[ロンドン 9日 ロイター] - JPモルガンは9日、S&P総合500種 (SPX)が来年初めに4000ポイントに達するとの見通しを示した。米製薬大手ファイザー (N:PFE)が新型コロナウイルス感染症ワクチンの有効性を示したことが「今後数年間の持続的な上昇に向けた最高の材料の一つ」とした。

顧客向けノートで「世界的な貿易摩擦や新型コロナのパンデミック(世界的大流行)、米選挙を巡る不確実性などのリスクが高まっていた長い期間が過ぎ、新型コロナワクチンの高い有効性を示すニュースを受けて、見通しはかなり晴れ渡っている」とした。

21年末のS&P500は約4500ポイントと現値を25%上回る水準に設定。S&Pはこの日、約3%高となり、3600ポイントをやや上回った。