原油先物上昇、OPECプラスの増産見送り観測で

Reuters

発行済 2020年11月12日 12:20

[メルボルン 12日 ロイター] - 12日のアジア時間序盤の原油先物は上昇し、今週の上昇率は12%超となった。新型コロナウイルスの感染者急増で燃料需要が冷え込む中、石油輸出国機構(OPEC) 加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が、増産計画を見送るとの観測が広がっている。

アルジェリアのエネルギー相は11日、OPECプラスは日量770万バレルの現行の減産を2021年も延長する可能性があるとし、必要であれば減産幅をさらに拡大することもありうるとの認識を示した。