OPECプラス、4月から減産縮小の公算 市場回復受け=関係筋

Reuters

発行済 2021年02月17日 03:03

[ロンドン/ドバイ/モスクワ 16日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が、原油価格の回復を受けて4月から減産幅を縮小させる公算であることが複数の関係筋の話で分かった。ただ、新型コロナウイルスを巡る懸念が払拭されていないことから、小幅な縮小になるとみられている。

新型コロナワクチンの接種が世界各国で進められる中、今年は原油需要が大きく回復するとの見方が出ている。OPEC関係筋は「需要が予想通りに回復すれば、OPECプラスは段階的に生産調整を緩和していく」と述べた。