原油先物は上昇、ドル安が協調減産縮小巡る懸念を相殺

Reuters

発行済 2021年04月06日 11:12

[メルボルン 6日 ロイター] - アジア時間6日の取引で、原油先物価格は上昇。前日は産油国の協調減産縮小への懸念で4%超下落したが、ドルの下落が原油相場の買い材料になっている。

0012GMT(日本時間午前9時12分)時点で北海ブレント原油先物は0.83ドル(1.3%)高の1バレル=62.98ドル。前日は4.2%下落。

米WTI先物は0.80ドル(1.4%)高の59.45ドル。前日は4.6%下落。

CMCマーケッツの首席市場ストラテジスト、マイケル・マッカーシー氏は「ドル安がプラス材料で、米経済への信頼感の高まりも支援している」と指摘。