英首相、新たな排出削減目標発表へ 気候変動サミット前に

Reuters

発行済 2021年04月20日 10:09

更新済 2021年04月20日 18:27

[20日 ロイター] - ジョンソン英首相は、米国が今週主催する気候変動サミットの前に、温室効果ガス排出の新たな削減目標を発表する見通し。2035年までに排出量を1990年比で78%削減する。目標達成時期を従来計画より約15年前倒しする。

英国は11月に開かれる国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の開催国。

バイデン米政権は、COP26を前に、気候変動に関する首脳会合(気候変動サミット)を22─23日にオンラインで開催。少なくとも50%の排出量削減を打ち出すほか、出席国から削減加速の合意取り付けを目指す。中国やインド、ブラジル、ロシアを含む約40カ国・地域の首脳が招待されている。