ランサムウエア集団のサイト、アクセス不能相次ぐ

Reuters

発行済 2021年05月17日 16:14

[ワシントン 16日 ロイター] - ハッカー集団「ダークサイド」がランサムウエア(身代金要求型ウイルス)を通じて米石油パイプラインへのサイバー攻撃に関わったとされる問題で16日、ランサムウエア攻撃を仕掛ける別の2つのハッカー集団のサイトが週末にアクセス不能になったとみられている。

サイバーセキュリティー会社レコーテッド・フューチャーの専門家アラン・リスカ氏が明らかにした。

このハッカー集団は「AKO」と「エベレスト」。ハッカー集団のウェブサイトが不安定になることは少なくないが、「著名なハッカー集団のサイトが24時間ダウンするのは異例で、意識的にサイトを遮断したとみられる」という。

米石油パイプライン「コロニアル・パイプライン」を麻痺させたとされるダークサイドも、その後、サイトが消滅している。