イラン核合意、間接協議が再開 制裁解除巡り厳しい交渉続く

Reuters

発行済 2021年06月14日 09:37

[ウィーン 12日 ロイター] - イラン核合意の立て直しに向けた米国とイランとの間接協議が12日、ウィーンで再開された。欧州連合(EU)は厳しい交渉が行われていると述べた。

6回目となる今回の協議はこれまでと同様、市内の高級ホテルでイラン、ロシア、中国、フランス、英国、ドイツ、EUの間で始まった。イランは米国との対面協議を拒否している。

協議を仲介しているEUのモラ代表は、今回の交渉で合意が得られることを期待していると述べたが、EU報道官は声明で「前進しているものの、交渉は厳しく、どのように段階を踏むかなど多くの問題が残っている」とし、今後数日で最終合意に近づく方法を探ると説明した。