EU、森林・草地など「炭素吸収源」の拡張計画を策定

Reuters

発行済 2021年07月07日 14:43

[ブリュッセル 6日 ロイター] - 欧州連合(EU)は気候変動対策として、森林や草地など二酸化炭素(CO2)を吸収する自然界の「炭素吸収源」を拡張する計画案を策定した。欧州委員会が来週14日に公表する。

2050年までに温暖化ガスの排出を実質ゼロにする目標の達成に各国が取り組む中、炭素吸収源の重要性が増している。

欧州委員会によると、EU域内にある森林、草地、農耕地、湿地が2018年に大気から吸収したCO2換算排出量は差し引き2億6300万トン。