米メキシコ湾岸の石油各社、「アイダ」からの復旧加速へ

Reuters

発行済 2021年09月16日 10:21

[15日 ロイター] - 米メキシコ湾岸の石油各社は、ハリケーン「ニコラス」通過に伴い、電力とパイプラインの早期再開を果たしている。これにより、数週間前に発生したハリケーン「アイダ」からの復旧が進むとみられる。

ニコラスは14日、熱帯暴風雨に勢力を弱めたものの、テキサス州とルイジアナ州に大雨と浸水、停電をもたらした。

石油パイプライン運営会社コロニアル・パイプラインは、ガソリンとディーゼルの輸送を15日に再開した。米石油大手エクソンモービルが運営するテキサス州のパイプラインも同日中に再稼働する見通し。

沿岸警備隊は15日、テキサス州の各港が再開したと発表した。