米政権、ガソリン価格が下落しない理由を調査=バイデン氏

Reuters

発行済 2021年09月17日 05:25

[ワシントン 16日 ロイター] - バイデン米大統領は16日、「ガソリン価格が下落すべき証拠が多くあるにもかかわらず、下落していない」とし、その理由について政権内のチームが調査していると述べた。

ディーズ国家経済会議(NEC)委員長は8月11日付の書簡で米連邦取引委員会(FTC)のリナ・カーン委員長に対し、原油価格が下がった際に比べて高騰した場合の方がガソリン価格の連動がより素早くなる傾向がある理由を質問。カーン氏は回答書簡でガソリンの値上がりに関して業界の慣行を徹底調査するとともに、「違法な」合併を厳しく取り締まる意向を示していた。