米、途上国の気候変動対策向け金融支援倍増へ=バイデン氏

Reuters

発行済 2021年09月22日 01:23

更新済 2021年09月22日 08:00

[ニューヨーク 21日 ロイター] - バイデン米大統領は21日、国連総会で演説し、途上国の気候変動対策向け金融支援を2024年までに年間114億ドルに倍増させることを米議会と取り組んでいくと表明した。

この資金拠出は10年以上前に設定された2020年までに脆弱な国の気候変動対策を支援するため年1000億ドル拠出するという世界目標に向けた取り組みを後押しする。

バイデン氏は「何よりも素晴らしいことは、このような野心的な投資を行うことは優れた気候変動政策であるだけでなく、それぞれの国にとり、国民とその未来に投資する機会になるということだ」と強調した。

英グラスゴーでは10月31日から11月12日まで第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)が開催される。