ロシア、米政権と軍縮含む広範な協議可能=プーチン大統領

Reuters

発行済 2021年10月14日 01:51

更新済 2021年10月14日 08:28

[モスクワ 13日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は13日、米国のバイデン大統領と堅実な関係を築いたとし、軍縮からエネルギー問題にわたる広範な案件で米国と共に取り組める可能性があるとの見解を示した。

プーチン氏はモスクワで開かれたエクソンモービルなど石油メジャーの経営幹部が出席したエネルギー関連の会合で、軍縮を巡り建設的に協議する用意があると語ったほか、米ロ両国はテロリズムとの戦い、マネーロンダリング(資金洗浄)、タックスヘイブン(租税回避地)などの問題への対処で「共通の利害」を抱えていると指摘した。

「こうしたことはいずれにせよ明らかに両国関係の修復につながるだろう」と付け加えた。エクソンモービルがロシアでの大型契約を放棄する原因となったとして、米国の制裁に言及した。