米、イランに核合意復帰の意向なければあらゆる選択肢検討=特使

Reuters

発行済 2021年10月14日 01:46

更新済 2021年10月14日 08:28

[ワシントン/パリ 13日 ロイター] - 米国のイラン担当特使、ロブ・マリー氏は13日、イランが2015年の核合意に復帰する意向がない場合、米国はイランの核開発プログラムに対応するあらゆる選択肢を検討する用意があると述べた。

米国とイスラエルはイランの核兵器開発に反対するという点で一致しているとしたほか、イランの石油輸出を制限する米国の制裁措置を強化すると指摘。数日内にサウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)、カタールを訪問し、核合意再建に向けた取り組みや再建できなかった場合にイランの核開発プログラム抑制に必要な選択肢などを協議するとした。