米歳出法案、協議進展も合意はまだ=民主上院トップ

Reuters

発行済 2021年10月19日 08:01

更新済 2021年10月19日 10:37

[ワシントン 18日 ロイター] - 米上院民主党トップのシューマー院内総務は18日、3兆5000億ドルの社会保障・気候変動対策関連歳出法案について、協議はここ数日で進展しているものの、まだ合意に達していないと述べた。

週末に議員やホワイトハウスと共に生産的な話し合いを行ったとした上で、「まだやるべきことがある」と語った。詳細は明らかにしなかった。

バイデン大統領はこの日、法案に批判的な民主党のマンチン上院議員との会談を予定していた。

マンチン議員は、法案の規模が大き過ぎると主張。法案に盛り込まれている温暖化対策についても、同氏を選出するウェストバージニア州の石炭産業に打撃を与えるとして反対している。バイデン氏は記者団に対し、法案でマンチン議員の支持を得ることに注力していると述べた。