豪州、50年までに排出実質ゼロ COP26前に表明

Reuters

発行済 2021年10月26日 13:24

[キャンベラ 26日 ロイター] - オーストラリアのモリソン首相は26日、二酸化炭素(CO2)の排出量を2050年までに実質ゼロにすることを目指すと表明した。ただ、目標の法制化は行わず、企業や消費者が排出削減を主導するとした。

英グラスゴーで10月末から開催される国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)を前に、50年までの実質ゼロを目標に掲げることを拒んできた豪州に対する国際社会の批判は和らぐ見通しだ。