途上国の気候対策支援、先進国の資金拠出は3年遅れで目標到達へ

Reuters

発行済 2021年10月26日 14:55

[オタワ 25日 ロイター] - 今月末から英グラスゴーで開催される国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)のシャーマ議長は25日、発展途上国の気候変動対策を支援するため先進国が表明した総額5000億ドルの資金拠出について、目標到達が3年遅れるとの見通しを示した。

先進国は2009年に、20年から5年にわたり年間1000億ドルを拠出すると表明していた。だが、COP26を前にカナダとドイツが準備した計画によると、年間目標には23年まで到達できない見通しという。