Reuters
発行済 2021年10月27日 11:20
[東京 27日 ロイター] - アジア時間の原油先物は反落している。米週間データで原油や燃料の在庫が増加したことが背景。北海ブレント先物は0.25ドル(0.3%)安の1バレル=86.15ドル。
前日には7年ぶりの高値で引けていた。
米WTI原油先物は0.26ドル(0.3%)安の1バレル=84.39ドル。前日は1.1%高だった。
市場筋によると、米石油協会(API)が26日公表した週間統計で22日時点の国内原油在庫が前週比230万バレル増加した。市場予想は190万バレル増だった。
ガソリン在庫は50万バレル増、留出油在庫は100万バレル増で、減少予想に反して増加した。
北海ブレントは過去8週間、米WTI先物は過去10週間にわたって上昇してきたことから、市場では買われ過ぎ感が出始めているとアナリストは指摘する。
OANDAのシニア市場アナリスト、クレイグ・アーラム氏は「前日の状況からするとポジティブなニュースが出る可能性もあるが、それがない限り、原油市場では利益確定の動きが見られるだろう。ただ、それは市場にとって健全だ」と語った。
が書いた: Reuters
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