米、イランが核兵器開発に近づけば黙って見過ごさない=特使

Reuters

発行済 2021年11月25日 14:36

更新済 2021年11月25日 14:46

[ワシントン 24日 ロイター] - 米国のイラン担当特使、ロブ・マリー氏は、イランが核兵器の開発にかなり近付く事態となれば、米国が黙って見過ごすことはないと表明した。2015年のイラン核合意復活に向けた来週の協議再開を前に、24日公表されたインタビューの抜粋で明らかになった。

マリー氏は米公共ラジオ局(NPR)のインタビューで「彼らが近づき過ぎ、安心していられないほどになれば、当然われわれは黙って見過ごす訳にはいかない」と述べた。抜粋では「近づき過ぎ」という言葉の意味や、その場合の米国の選択肢には触れられていない。

核合意を巡る米国とイランの間接協議は29日にウィーンで再開される。