原油先物下落、オミクロン株に対するワクチンの有効性巡る懸念で

Reuters

発行済 2021年12月01日 06:18

更新済 2021年12月01日 06:28

[ニューヨーク 30日 ロイター] - 米国時間の原油先物は下落。米モデルナのバンセル最高経営責任者(CEO)が新型コロナウイルスワクチンについて、新たな変異株「オミクロン」への効果はデルタ株と比べて低下する恐れがあると指摘したことを受け、原油需要を巡る懸念が強まった。

清算値は、北海ブレント原油先物が2.87ドル(3.9%)安の1バレル=70.57ドル。一時70.22ドルと8月以来の安値を付けた。