G7を気候対応の先駆者に、来年議長の独首相が新年演説で主張へ

Reuters

発行済 2021年12月31日 14:14

[ベルリン 31日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は、来年主要7カ国(G7)会合の議長国になるにあたり、G7を気候対応や社会的に公正な世界に向けた取り組みを先導する枠組みにすることを目指す。31日に行う新年演説の原稿で明らかになった。

演説原稿は「(G7)議長国として、G7を気候中立、公平な世界に向けた先駆者にする」としている。

ショルツ首相は、副首相兼財務相在任中、欧州連合(EU)が米国、カナダ、日本などの国と連携し二酸化炭素排出削減のための共通の基準や規則で合意した国で構成する「気候クラブ」を創設するよう提案していた。