原油先物は上げ一服、供給不安で下値堅い

Reuters

発行済 2022年01月20日 11:44

[シンガポール 20日 ロイター] - アジア時間の原油先物は反落。北海ブレント先物が前日に7年余りぶりの高値を付けたのに続き、利益確定の売りが出た。ただ、需要が強く、短期的な供給不安もあるため、下値は限定的となっている。

0152(日本時間10時52分)時点で北海ブレントは0.72ドル(0.81%)安の1バレル=87.72ドル。前日は一時89.13ドルと2014年10月以来の高値を付けた。

米WTI先物は0.96ドル(1.1%)安の86ドル。

前日は爆発に伴う火災でイラクのキルクークとトルコのジェイハンを結ぶパイプラインの原油輸送が一時停止されたことを受け、短期的な供給不安が高まった。