仏大統領がキエフ訪問、危機解決に冷静を呼び掛け

Reuters

発行済 2022年02月09日 01:16

更新済 2022年02月09日 11:18

(本文中の誤字を修正して再送します)

[キエフ 8日 ロイター] - フランスのマクロン大統領は8日、前日のロシアに続きウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談した。突破口は見いだせていないものの、危機を解決する手段はあるとの考えを示し、全ての関係者に冷静になるよう呼び掛けた。

マクロン氏は米英とは対照的にロシアが近くウクライナを侵攻するとの見方はしておらず、仲介者としての役割を果たすためにモスクワとキエフを相次いで訪問するシャトル外交を展開。マクロン氏は、ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が共にウクライナの和平合意(ミンスク合意)の原則へのコミットメントを表明するなど、危機の一段の悪化は食い止められたとの見方を示している。