ゴルフ=ミケルソンが謝罪、問題発言で休養の意向

Reuters

発行済 2022年02月23日 14:31

[22日 ロイター] - 男子ゴルフでメジャー通算6勝を誇るフィル・ミケルソン(51、米国)は22日、サウジアラビア主導のスーパーゴルフリーグ(SGL)構想に関連する発言について謝罪し、しばらく競技から離れるとの意向を示した。

先週に「firepitcollective.com」に掲載された昨年11月に行われたミケルソンのインタビューで、同選手は2018年のジャーナリストのジャマル・カショギ氏殺害や同性愛者の処刑などに触れ、人権において「恐ろしい記録」があるなどとサウジアラビア政府を批判した。

その一方で、PGAツアーに対する経済的影響力を得るために、サウジアラビアの収益性の高い新たな将来性を利用するとも述べ、ロリー・マキロイ(英国)やジャスティン・トーマス(米国)といった同業者の怒りも買っていた。

ミケルソンはソーシャルメディアで長文を投稿。その冒頭で、「最近の私のコメントからするとそうは思えないかもしれないが、今回の私の言動は一貫して常に、ゴルフ、仲間、スポンサー、ファンを一番に考えてのことだった」と弁明。